2015年12月01日 (火)

スムーズな事業承継のための事業承継プラン

事例概要

事業承継のため息子さんが入社しました。
しかし、現状では赤字体質の会社であるため、事業を継続する前提として、利益が出る構造の会社に体質改善をする必要がありました。また、財務上の問題として、社長からの個人借入と繰越欠損金の2つがあるという問題がありました。

ポイント

社長からの個人借入は、相続税評価上 赤字法人であっても金銭債権として評価されてしまいます。
このため、赤字法人への貸付金は、生前に「債権放棄」しなければ税務上不利な扱いを受けてしまいます。
しかしながら、債権放棄をするにしても、社長以外の株主がいる場合には、一度株式を社長に寄せなければ、「みなし贈与」課税を受けるリスクがあります。

対応策

税務上の問題を解決するため、一度株式を現社長に寄せ、時期を見ながら債務免除と欠損金を相殺、株式価値を毎年モニタリングしつつ、時期を見て株式承継するようにプランニングしました。
同時に、収益性を高めるよう、数値の可視化を強化しました。

プロジェクトを振り返って

ゼロから始めるよりも大変な事業承継のケースもあり、継ぐ側の意思こそ大事だと感じました。

報酬額 顧問報酬に含む
要した期間/頻度 継続中

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