事例概要
事業承継された御依頼者様は、老朽化した病棟の建直しを検討されていらっしゃいましたが、建直し後の借入金の返済が可能であるか否か不安な状況にあり、いくらまでの投資額であれば返済できるかとの不安がありました。
ポイント
医療法人の医療保険収入は、看護体系(看護職員1人が受け持つ入院患者数)により保険収入単価が異なるため、収支シュミレーションは通常法人よりも複雑性を増していました。
対応策
検討の結果、現状の損益構造及び財政状況(資金積立残高/外部借入残高)からは、現在検討している投資計画から資金繰りに行詰る可能性は低いことが明らかになりました。
プロジェクトを振り返って
医療法人は、原価のうち人件費と設備償却(又は賃借料)が占める割合が大きいため、過大な設備投資をしてしまうと身動きが取れなくなってしまいます。

報酬額 | 顧問報酬に含む |
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要した期間/頻度 | 2ヶ月 |