2015年10月01日 (木)

銀行格付け / 自社の財務客観評価

事例概要

金融機関が行う格付け評価に従って、自社が財務的に相対的にどのような位置にいるのか?
改善するとしたらどのように改善したらいいのか?
ということを知りたいという経営者の方のお話を受け、一般的な「金融機関格付けモデル」にあてはめ、格付及び債務者区分を検討することにしました。

ポイント

MAP経営シミュレーションという財務会計ソフト(https://www.mapka.jp/)を活用しました。
同ソフトでは、かつて旧三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)が評価基準を公開していたためこれを活用しているそうです。
格付けモデルについては、「定量評価」と「定性評価」に区分され、
「定量評価」は安定性/収益性/成長性/返済能力の4つの軸で、
「定性評価」は市場規模・環境等の外的要因と、営業基盤/株主安定性/従業員モラル/商品力などの内的要因の2つの軸で評価して検討します。

対応策

「定量評価」の方が配点比率が高くなっているため、短期的に指標を改善させ、格付けを向上させるためにはある程度の財務組替は有効になります。しかしながら、本質的/中長期的には、収益力の改善がなければ財務体質の改善は難しい状況にあります。
結果は、社長の予想に反して、かなりポジティブな評価でした。
しかし、自己資本比率に課題があったため、役員報酬の抑制をするような示唆が得られました。

プロジェクトを振り返って

3期分の決算書、銀行借入返済表、簡単なヒアリングで評価可能です(無料相談でも受け付けております)。

報酬額 顧問報酬に含む
要した期間/頻度 1ヶ月