2017年03月12日 (日)

事業買収に伴う財務調査

事例概要

今後の事業伸長のために、既存事業と同業の会社株式を取得したいというご相談がありました。

ポイント

公開対象者は、社長だけであり、他の役員及び従業員には知られない状況での調査でした。このため、限られた情報の中での調査が必要でした。

対応策

特定の取引に売上と利益が偏っていたため、プロジェクト別収支予測を中心に検討しました。

プロジェクトを振り返って

企業の買収調査においては、正確性は当然ですが、買収後においてさらに「利益が伸びる余地がどれだけあるか?」という視点が大事なんだと改めて思いました。

報酬額 非公開
要した期間/頻度 2カ月
2016年02月15日 (月)

M&Aを行う上での課題抽出

事例概要

M&Aにより成長を考えているお客様より、決算書3期分を入手したため、見て欲しいとの依頼がありました。

ポイント

決算書3期分の分析に加え、TKCデータベースより同業他社との業績比較を行いました。

対応策

M&Aの方法としては、合併/事業譲渡/子会社化/業務提携契約等がありますが、検討の結果、財務状況に比して銀行借入の比率がかなり高く、現実問題としては法的整理を前提とした手法でなければリスクが高すぎるという結論に至りました。

プロジェクトを振り返って

この「現実問題」というものがやっかいです。

報酬額 顧問報酬に含む
要した期間/頻度 1ヶ月
2016年01月01日 (金)

子会社が有する繰越欠損金を活用(適格合併)

事例概要

繰越欠損を有する休眠子会社を有する方が日経新聞を読み「連結納税」に興味を持たれ、“うちでやれないだろうか”という話になりました。

ポイント

「連結納税」は構造的/経常的に黒字が出る会社と赤字が出る会社をグループに有する場合に適しているのであって、「連結納税」よりも既存の繰越欠損金を活用できる「適格合併」の方がマッチするという意見が出ました。

対応策

繰越欠損金を活用できる期限が迫っている中、税務上及び法律上、問題が出ないような「適格合併」を行うため、合併契約書作成/臨時取締役会/臨時株主総会/官報公告/債権者異議手続/合併登記までを漏れなく行う必要がありました。
加えて、社内決算書の外部公表をできる限り目が触れないようにしたいとの御要望があったため、HPでの開示を官報参照+官報公告(紙)を活用することとしました。
適格合併の手続きまで3週間足らずで完了させ、税額で大きな差が出ました。

プロジェクトを振り返って

税制改正により、税法上の大法人は今後より繰越欠損金の活用が難しくなっています。大法人と中小法人の差が大きく開かれるようになってきております。

報酬額 非公開
要した期間/頻度 3ヶ月
2016年01月01日 (金)

海外企業の株式事業価値評価

事例概要

御依頼者様より、海外A国にある同業事業者を買収したく、交渉を行うにあたっての適正価格を知りたいとのご要望がありました。ただし、交渉の中でDCF法による方法で企業価値を算定して欲しいとのことでした。

ポイント

通常のMAでの国内企業価値算定方法に加えて、現地での法規制についても確認が必要でした。

対応策

対象企業A国では、株主が過半数以上変更するとそれまでの繰越欠損金(過去の累積損失)が失われるという税務上の問題があり、当初想定よりも価格を大幅に修正する必要がありました。

プロジェクトを振り返って

諸外国の税制により答えが大幅に異なる場合があります。

報酬額 300千円
要した期間/頻度 1ヶ月
2016年01月01日 (金)

医療法人の事業譲渡(クリニックの一部譲渡)

事例概要

複数の診療所を運営する医療法人の理事長が、診療所のうち1店舗を知り合いのDrに適正価格での譲渡を希望していらっしゃいました。

ポイント

医療という規制産業においては、保健所や厚生局/都道府県の認可の関係上、通常の事業譲渡とは異なる法規制があります。関係当局(10ヶ所)への申請に加え、患者様や取引先へのアナウンス等、実施するべき事項が多岐に渡るため、綿密な進捗スケジュール管理が必要でした。

対応策

適正譲渡価格については、過去の実績収益力を整理し、今後発生すると見込まれる投資コストも含めて、一定の幅を以って試算しました。
進捗スケジュールフローを作成し、これに沿って無事、再オープンにこぎつけました。

プロジェクトを振り返って

規制産業の事業譲渡は、意外な落とし穴があるため慎重に行う必要があります。

報酬額 非公開
要した期間/頻度 6ヶ月
2015年11月01日 (日)

セルサイド 財務アドバイザーとしてインフォメモの作成支援

事例概要

事業が成長していく中で、事業を売却することを検討されているご依頼者様から、魅力的に売却できるような資料を作成して欲しいと依頼を受けました。

ポイント

複数の事業を営んでおり、また社内管理用の事業別損益管理/プロジェクト管理はしているものの、財務数値とは完全には連動しない数字でした。まずは事業別損益の捕捉/調整が必要でした。

対応策

会社概要や財務状況の整理、純資産調整後の財務数値に加え、正常収益力の整理・売り手インフォメーションメモランダムを作成を作成しました。

プロジェクトを振り返って

財務数値と管理会計数値を一致させる仕組みを構築することが必要だと思いました。

報酬額 70万円
要した期間/頻度 2ヶ月