
何かと大変な海外子会社の資金調達問題を整理したセミナーを実施しました。
資料をアップロードしました。
1-1. 外貨管理の趣旨について
・国境を超える資金移動は外貨管理規制の規制がかけられている
・中国でビジネスをする際には資金繰り管理が重要
1-2. 資金調達手段まとめ
資金調達手段には、増資と借入がある。各種手法には一長一短があり、目的(期間等)に沿った方法を検討する。
1-3-1. 資本取引
1-3-2. 増資による方法
・減資手続は難しい
・増資資金を入れるには最低1.5ヶ月かかる(ただし地域により異なる)
1-3-3. 借入による資金調達(親子ローン)
1-3-4. 借入による資金調達(国内)
・関係会社の国内人民元での借入は2つの方法がある
・関係会社からの借入(直接借入パターン)は一度年度末までに返済することが必要(監査指摘を受けるリスク)
1-3-5. 海外現地での銀行借入
・親会社からの保証を受ける場合には留意が必要
・国内での借入資金調達は金利が高い(また、親会社の担保/保証が求められることが多い)
1-4-1. 貿易取引
1-4-2. 非貿易取引
・1回の送金が3万ドル以下であれば、税務局を飛ばして銀行手続をすることも可能(まとめて納税)
・ただし、3万ドル以下でも初回は税務局に問い合わせることをお勧めします。
1-4-5. 立替金入金×⇒取引擬制による入金(日本→中国)
・税務リスクなどがあるため、一時しのぎとしては使用できるが、長期的にはやっちゃダメ
1-4-6. 立替金送金×⇒取引擬制による送金(中国→日本)
・取引を擬制(偽造)した場合には、中国への入金よりも「出金」の方が厳しく問われる
・中国現地法人で税務リスクをもろに食らう
1-4-7. ハンドキャリーで持ってくるという発想
資料ダウンロード
2015.04.12_中国子会社との海外送金の整理(セミナー資料)
最後までお読み頂きありがとうございました。