
【企業価値と相続税評価の関係】
事業承継の際に、前提として発生する株式評価ですが、
税務上は、課税の公平性を重視するあまり、
実態の企業価値と評価額が乖離していることがままあります。
表現すると下記の通りになります。
上記はあくまでイメージですが、
成長期の会社は、
実態の企業価値は高いものの、相続税評価額には反映されておらず低く評価され、
成熟期の会社は、
実態の企業価値よりも相続税評価額が高いという関係にあろうかと思います。
特に成長期から成熟期に移るタイミングで、株式移動について何も手立てを打たないと、
思わぬところで「えっ?!こんなに高くなってしまうの?」ということになってしまいます。
ご留意頂ければ幸いです。