2017年07月21日 (金)

財政破たんをした夕張市の税率は高いのか?

1.地方税=異なる税率

法人が支払う税金は、誰が課税する権利(課税権)を持っているか?という視点では3つに分類されます。
この3つとは、国と都道府県と市区町村です。

法人税は、国が課税権を持っているため、全国一律の税率になります。
しかし一方、法人事業税や法人住民税は、都道府県や市区町村(以下 自治体)が課税権を持っているため、潤っている自治体と苦しい自治体、企業を誘致したい自治体などのそれぞれの事情により税率が異なっています

税務通信が自治体ごとの税率をまとめてくれています。
(No3462号)

2.都道府県の税率=差はない

都道府県は、①法人が利益が出てても出ていなくても課税する固定部分の税金と、②法人の利益(正確には法人税)に連動して課税する変動部分の税金の2種類から構成されます。

①の固定部分の税金は、自治体によって、微妙に異なっていますが、差はほとんどなく誤差の範囲内と言えます。
②の変動部分の税金も、全ての都道府県で、差はありません。

3.市区町村の税率=差がある

こちらも、都道府県の税金と同じく、①固定部分の税金と、②変動部分の税金の2種類から構成されます。
しかしながら、②変動部分について、自治体によってかなり差があります。

a.横一列の群馬

b.自治体によりばらつきのある福島

c.京都市のプライドを見せる京都

d.みんな安い沖縄

e.財政破綻した夕張市は…

夕張市は12.1%と群馬県の各市と同じ税率でした。

 

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