2015年02月15日 (日)

意外な掘り出しものも?! 税金滞納 と 国税庁ネットオークション

税金を滞納すると、金銭以外にも物品での差し押さえを受けるケースがあります。
では、差し押さえられた物品はどのように換金されているのでしょうか?
国税庁がネットオークションを始めるという試みをしています。

1.税金を納められない…

国税は、金銭で納付することが原則ですが、相続税は、延納でも困難な場合、 納税者の申請により、一定の相続財産による物納が認められています。

2.相続税の物納は今ではかなり例外的な扱い

ただし、相続税の物納は、20年前は年間5,000件、3千億円程度とかなりの件数があったのですが、 近年では年間100件未満 金額にしても300億円程度と、物納の許可件数は激減しています。
国税局HP:相続税の物納処理状況等より作成
1

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/nofu-shomei/enno-butsuno/jokyo/01.htm

3.滞納処分「差し押さえ」

相続税のほか、税金の徴収が困難な場合、差し押さえを行う場合もあります。
この金銭以外の手段で納めた(又は没収された)財産は、オークションを通じて換金されています。オークションは、基本的に誰でも参加することができます。

【平成26年度ネット公売の落札総額は3億8837万円】
昨年4月から1年間に実施された計4回のネット公売は、楽天オークションを利用して行われ、延べ3500人が参加申込みを行った。 その結果、全公売財産852物件(動産等499件、不動産等353件)のうち 491物件(動産等396件、不動産等95件)が落札され、 その落札総額は3億8837万円(動産等9009万円、不動産等2億9828万円)に達している。 このうち、落札価額が最も高かったものをみると、 動産等では5135万円(見積価額2300万円)のダイヤモンド、 不動産等では2695万円(同2695万円)の島根県浜田市の土地だった。

4.楽天の「官公庁オークション」

楽天http://public.auction.rakuten.co.jp/how_to_use.html#p1

官公庁の所有物だった商品を販売するケースと、税金の滞納者から差し押さえた商品を販売するケースがあるとのことですが、中身を見ると、後者の滞納者からの差し押さえ商品を販売するケースの方が多いようです。

5.国税庁の公売ページ

公売情報
国税庁でも、別サイトに公売情報をネット公開しているサイトも保有しています。
https://www.koubai.nta.go.jp/auctionx/public/hp001.php

※公売(こうばい)は、原則としてどなたでも参加できる、国(国税局、税務署)が差し押さえた財産を入札などによって売却する制度のことです。
購買物件
例えば、こちらの船舶、最大とう載人員 旅客 73 人 とたくさん乗る割りに見積もり売却価額560,000円です。
こまめにチェックすると意外な掘り出し物に出会えるかもしれません・・・

最後までお読み頂きありがとうございました。

関連記事